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スマートドライビング

23歳イタリアで友達に運転してもらったら・・

私は2年間ほどレース参戦のためにイタリアに住んでいました。イタリアに住んでいた頃は、よくレンタカーを借りていました。というのも、サーキットへの移動によくレンタカーを使用していたからです。

レースの際はヘルメットやレーシングスーツなど荷物もたくさんあり、しかもサーキットはかなり田舎にあるので移動には車が必要でした。特に、イタリアは日本のように電車などの交通の便が良くないので車は必須でした。

ちなみに、ヨーロッパではレンタカー屋にもよりますが、借りる際に年齢制限があります。その当時私は23歳だったので、借りられるレンタカー屋が限られていました。というのも、やはり若いドライバーは事故を起こしやすいというのもあるのかもしれません。25歳以上になると、結構借りられるレンタカー屋も増え選択肢も増えてきます。

ですので、私は安くて年齢制限がないレンタカー屋をよく探したものです。そんなこともあり、あるレンタカー屋とはよく借りに行くものだから、すっかり仲良くなってしまいました。

海外での車の運転は油断大敵

その時は、サーキットに練習に行くためにレンタカーを借りました。その当時、レースに出ている日本人は私しかいませんでしたし、留学先でもレース参戦で留学しているのは私1人でした。多くの留学生が、料理や絵、芸術関係など、職人を目指す人ばかりでした。

そんなこともあって、留学先の友達はレーシングカーを見る機会も珍しかったでしょうし、車でどこかに行くということも珍しかったのではないかと思います。ということで、レーシングカーを見たいという友達を何人か連れて行くことにしました。

その時の運転はもちろんレンタカーを借りた私でした。特に問題もなく、サーキットでの練習を終え帰ることになったのですが、友達がどうしてもイタリアで運転してみたいということだったので、私も疲れていたしちょっとぐらいは良いかなと思い運転してもらいました。

そして間もなく家に着こうかと油断した時に、トラブルというのは起こるものなのです。この時は、止まっていた車に寄せすぎてしまい、止まっていた車のミラーが私たちの車のサイドをこすってしまいました。

どんな時も最後まで緊張感を持って運転すること

これが日本だったらたいしたことはないかもしれませんが、まさか異国の地イタリアでこんな事態になるとはという感じでした。もちろん、日常会話は話せるけど、やはりトラブルとなると、ということもあります。とりあえず、車を降り持ち主と話すことになりました。しかも、その車はたまたま車屋さんに修理に来ていたらしく、持ち主は女性の方でした。

その女性はすごく優しく、私たち外人を見るなり「いいわよ、このぐらい」と言って笑顔で許してくれました。たぶん、我々が外人ということもあったのだと思います。すごく救われた気がしました。その車屋さんは怒っていましたが、その女性がとにかく優しくて許してくれました。

まあ、イタリア人はちょっとしたキズでは気にしないということもあるのですが・・・。ということで、それ以来あまり人に運転してもらうことがなくなりました。何かあった時に、なんとなくお互い責任を感じてしまいますし、あまり良い感じにはならないので。

ということで、レンタカーを返しに行ってキズの報告をして、免責分のお金を払った覚えがあります。それから、そこのレンタカー屋で車を借りることはなくなりました。みなさんも海外で車を運転する際は、事故に気をつけてください。特に、日本と左右車線が違う場合もあります。どうしても癖で日本と同じように走ってしまいがちです。そして、できれば言葉を喋れる人と一緒に乗るか、しっかりフォローしてくれるレンタカー屋さんがいいと思います。

 

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