今までの概念を一変させる!「安全」「楽しい」「優しい」「エコ」な運転を実現する!

menu

スマートドライビング

22歳でレースでクラッシュ

私は22歳の時にイタリアに渡り、イタリアでレースに参戦しました。そして、イタリアでの初レースでのことだったのですが、大きなクラッシュをしてしまいました。レースというのはすごくお金がかかるスポーツで、レースに参戦するだけでもかなりのお金がかかるのですが、クラッシュなどで車が壊れればさらに修理費にかなりのお金がかかります。

ですので、あんなに速いスピードで走ってクラッシュするリスクを知りながらも、クラッシュをしたくないと思い走るわけです。ちなみに、私が参戦していたイタリアのレースでは、予選と決勝レースに限りクラッシュしても保険が効くという制度がありました。それ以外の練習走行では、保険が効きません。

そして、初めてのレースウィークを迎え、予選前の練習走行中にそれは起こります。自分自身、段々マシンにもスピードにも慣れてきて、なんか「乗れてきたな~」という感覚を持っていた時のことです。コーナーを立ち上がっておもいっきりアクセル踏み込みました。

そうしたら、思っていたよりも車が外側にはらんで行きました。いわゆる、アンダーステアが出たのです。そして、外側にある縁石に乗り上げてマシンがコントロール不能になり、コースの外の芝生のようなところに飛び出しました。芝生ですのでタイヤがグリップせず、どうにも止まりようがありません。そして、今度はその振り返しでコースをまたいで反対のコンクリートウォールにフロント部分から激突しました。まさに、下記の図のような状態でした。

5f95632e71224aa5765ff511c64a9f14-768x474

どんな時もやはり保険が大事

すごい衝撃でしたが、ここでも怪我はなく不幸中の幸いでした。この時は、まだレースデビューということもあり、今思えば上手くコントロールできていなかったなと思いました。本当に初歩的なミスだなと感じました。

いずれにしてもマシンはかなりのダメージを負い、かなりの請求がきました。「保険が効いている予選や決勝レースだったら良かったのだけど・・・」と何人ものイタリア人のメカニックから言われました。とはいえ、起こしてしまったことは仕方ありませんが、この時もちょっとした気の緩みかなとも思いました。

本当にこの時ばかりはお金の心配をしました。修理費はかなり高額で何十万円でした。それぐらい、精神的にも金銭的にも色々な意味で辛かったクラッシュです。レースではクラッシュは付き物ですが、それでもやはり良いものではありませんし、できることなら避けたかったと思います。

いずれにしても、やっぱり保険は大事だなと痛感しました。私は割と保険の効いていない時の事故が多いわけで、油断大敵だなと改めて感じました。この話は一般道のケースとはちょっと違うかもしれませんが、それでも保険の大切さを改めて知ったわけです。皆さんはこんな経験をしないように必ず保険に入ってください!ちなみに、このクラッシュの修理費は地道に返しました。

 

スポンサードリンク





スマートドライビング無料WEB講座