車の運転が向いてない人
私たちは運転免許を取得する際に、運転適性検査というものを行いました。運転適性検査をなぜ行うのかといえば、やはり運転への適性を知る必要があるからです。自分の運転への適性を知ることで、より自分が運転する上での注意点が見えてくるからです。
やはり、車の運転にはそれだけ性格が関わってくるということです。私も長年車の仕事をしてきて色々な人の運転を見てきましたが、本当に車の運転には性格が出ます。車を運転すると性格が変わるという人がよくいます。我を忘れてしまう人もいます。実際に、こういう人を多く見てきました。
ですので、自分の特性を知ることは、自分が運転の時にどんな動作を取ってしまうのかを理解しておく上で非常に重要なのです。それを知るだけで、自分が交通事故を起こしやすいのか、起こしにくいのかなどを知ることができ、より注意力も増すことと思います。ただ、自分の特性をなかなか認められないのが人間の難しいところでもあります。
車の運転が向いていない人とは？
車の運転が向いていない人とは、どんな人なのでしょうか？
例えば、
・状況判断が遅い人？
・動作は速いが正確さに欠ける人？
・神経質な傾向のある人？
・気分の変わりやすい人？
・攻撃的な傾向のある人？
・自己中心的な傾向のある人？
などを挙げてみましたが、あなたはどれかに当てはまりますか？
これらの人は、おそらく全て車の運転に向いていないと言えるのでしょう。しかし、人間であればこのような要素は誰でも持ち合わせています。ですので、仮にあなたがいずれかに当てはまったとしても決して運転を諦める必要はありません。逆に、自分がどれかに当てはまるのであれば、それを認め改善すればいいだけです。
車の運転が向いていない人というのは、例えばこれらの要素を受け入れられず認めない人です。認めないので、結果改善しません。ですので、仮に攻撃的な傾向のある人であれば、改善しないのでより攻撃的になっていき危険だということです。
ということで、自分の適性を理解しようとせず、自分勝手な運転をする人が車の運転に向いていないと言えます。
車の運転と心理面には深い関係にある
これらの適性の話でもわかるように、車の運転と心理面はすごく深い関係にあります。車の運転が向いていない人の特徴は、自分の運転の弱点を認めないことにあります。そして、自分の運転を過信してしまう傾向にある人、他の人の運転にイライラする傾向のある人です。
もし、あなたが例えに挙げたような特徴を持ち合わせているとしたら、どうすればいいでしょうか？
「状況判断が遅い」と思うのであれば、油断せずにしっかり危険を予測して運転することです。
「動作は速いが正確さに欠ける」というのであれば、多少慎重に視野を広げて運転をしましょう。
「神経質な傾向にある」という人は、視野が狭くなっている可能性がありますので、緊張しすぎず視野を広げる努力をしてください。
「気分の変わりやすい人」は、注意力が散漫になりがちですので、集中力を持続できるように休憩など気分転換を図りながら運転してください。
「攻撃的な傾向のある人」は、攻撃的になればなるほど敵を作るだけで、事故のリスクが増えていきます。余裕を持って譲り合いの精神で運転してください。
「自己中心的な傾向のある人」は、やはり知らず知らずのうちに周りに迷惑をかけていることが多いかもしれません。車の運転では周りに気を使うことが必要ですし、むやみに敵を作らないことです。自己中心的な運転は、事故を起こしやすくなりますので十分注意してください。
ということで、車の運転適性テストには意味があるのです。今一度、自分の適性を知り、それを車の運転に役立ててほしいと思います。それが、あなたを「車の運転に向いている人」に変えていきます。車の運転では常に冷静でいることです。
| スポンサードリンク |
