車の運転での疲労の原因
車を運転していると必ず疲労が溜まります。それはなぜなのでしょうか？
これは、車の運転に慣れている人と慣れていない人では疲れ方や疲れる箇所も違ってくるかと思います。疲れる箇所としては、腕や足、目、首回りなどが主に疲れるでしょう。
まず、腕ですが、車の運転に慣れなていない人はハンドルを握る手に無意識のうちに力が入ってしまっているかもしれません。特に初心者の方は、常に両手でハンドルを握っている状態が多いので、体に変な力も入っているし、普段使用しないような筋肉を使っているかもしれません。
そして、常に腕に力を入れていると、首回りにも影響が出てきます。首回りの疲れは肩こりの原因にもなります。これらの疲労の原因は緊張にあると思います。やはり、車の運転に慣れていない人は、変なところに力を入れていたり、力の抜き加減がわからないかと思います。
さらに、足も疲れる箇所として挙げられます。車の運転では常にアクセルやブレーキを踏んだりするわけですが、アクセルやブレーキには微妙なコントロール、力加減が必要になってきます。長時間運転をしていると、微妙な力加減の連続で足も疲れてくると思います。さらに渋滞の時は、ブレーキを踏む量が増え足やふくらはぎにも段々疲労が蓄積されてきます。
車の運転での疲労の原因
そして、一番疲れるのが目かと思います。車の運転では、目を凝らして見るケースもありますし、危険を回避するために色々な方向に視線を向けています。無意識のうちに色々なところを見ているわけですから、知らず知らずのうちに目に疲労が溜まっていきます。
特に、夜や雨などの視界が悪い時は、さらに目を凝らして集中して見るので疲労がどんどん溜まっていきます。目に疲労が溜まってくると、首回りにも疲労が蓄積されていきます。さらに、長時間の運転では眠気が襲ってくると共に、その眠気の中でもしっかり見よう見ようと必死に頑張るので、目への疲労も計り知れないものになります。
ということで、車の運転では色々なところに疲労が溜まり、それが集中力を無くす原因となり事故につながるケースにもなっています。疲労の原因には、緊張もあります。緊張は体全体に変な疲れが生じます。もちろん、緊張は必要ですが、緊張しすぎは視野を狭くすることにもつながるので、バランスをとって運転してほしいと思います。
ちなみに、視野が狭くなることも疲労の原因でもあります。もしくは、疲労が溜まってきて視野が狭くなっていくということも考えられます。視野が狭くなれば、自ずと事故のリスクが高くなっていきますので、スピードにも注意しながら運転することです。
車の運転での疲労を軽減する方法
車の運転で疲労が溜まる原因としてさらに挙げるとしたら、それは精神的疲労かと思います。やはり、危険のリスクがつきまとう車の運転では、事故にならないように常に注意を払っていなければなりません。ですので、緊張もすれば集中もしなければならず、自然と精神的に疲労が溜まっていきます。
精神的疲労が溜まっていくと視野が狭くなっていくので、やはりそんな時は休憩をしてリフレッシュすることが大切です。休憩をすることが面倒という方もいるかもしれませんが、ちょっと休憩をするだけで集中力が格段に変わりますので、危険を回避する能力も格段に上がります。
そして、首回りや目、腕、足の疲労を一番軽減してくれるのが正しい運転姿勢です。運転姿勢次第で長時間の運転での疲労度も随分変わってきます。よく、寝たような姿勢で運転している人がいますが、あれは一見楽そうに見えて結構疲労が溜まります。腕とハンドルの位置、足とブレーキの位置を合わせれば自然と正しい運転姿勢になります。
疲労を溜めないためにも、しっかり正しい運転姿勢で運転してほしいと思います。そして、周りに迷惑をかけないためにも、自分の体と、疲労状態と相談しながら運転してほしいと思います。
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