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環状交差点での車の運転の仕方

あなたは、環状交差点をご存知でしょうか?
環状交差点とは、3本以上の道路をロータリーのような円形のスペースを介して接続したもので、この円形のスペースの真ん中には中央島と呼ばれる円形の通行できない区域があります。車両はこの中央島の周りの環状の道路を一方向に、左側通行なら時計回りに通行します。英語ではこの環状交差点をラウンドアバウトと呼んでいます。

日本の交差点では信号が主流です。しかし、ヨーロッパではこの環状交差点が多く取り入れらています。私がこの環状交差点を始めて見たのはイタリアでした。最初は走り方に戸惑いましたが、慣れてくると信号で止まる面倒もなく非常にスムーズで便利だなと感じました。

この環状交差点のメリットとしては、徐行ないしは一時停止だけで進むことができるということでしょうか。信号のある交差点だと、車が来ていなくても赤信号であれば止まらなければなりません。そして、交通量が多い時でも多少スムーズに進むことができるのではないでしょうか。信号がないので、信号の維持費用なども削減できるのではないでしょうか。

デメリットとしては、中には合流するのに苦戦する方もいると思います。それが原因で渋滞が発生するということもイタリアでは実際よくあります。合流の際にぶつかりそうになるケースもあります。日本ではあまり無いので、最初のうちは慣れるのに時間がかかるかと思います。

環状交差点での車の運転の仕方

走り方ですが、交通教本によると、
・左折等する時は、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り環状交差点の側端に沿って徐行しなければならない
・車両等は、環状交差点内を通行するほかの車両等の進行妨害をしてはいけない
・環状交差点に入ろうとする時は、徐行しなければならない
ということだそうです。

環状交差点に入る際は、右から来る車に注意しなければいけないということです。ですので、右側を注意して、徐行で走るということが重要です。最初はなかなか慣れないかもしれませんが、慣れると環状交差点の方が走りやすく感じるかもしれません。

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